『この冬、いなくなる君へ 長い嘘が終わる日に 』(いぬじゅん) ポプラ社
 発売:2024年02月06日 価格:814円(税込)

北織陽葵は子離れしない母・風子と離れるため、大学卒業後、内定した就職先を断って上京を決めた。母とはぶつかることも多いが、不思議と時折陽葵にくれる手紙の中では真摯に向き合えるのだった。夢だった動画制作会社に就職を決めた陽葵が東京へ来た日、車に轢かれかけた所を不思議な男性に助けられる。が、「四年後の冬、君は死ぬ」と謎の予言をされて――。2019年に「第8回静岡書店大賞 映像化したい文庫部門」受賞作品のスピンオフとなる、「冬」シリーズ第5弾!

【著者プロフィール】

奈良県出身。2014年に「第8回日本ケータイ小説大賞」受賞作『いつか、眠りにつく日』でデビュー。同作は2019年に配信連続ドラマ化され、地上波放映も行われた。近著に『君の余命が消えぬまに』『無人駅で君を待っている』『十月の終わりに、君だけがいない』『映画みたいな、この恋を』『君がくれた1/2の奇跡』『今夜、きみの声がきこえる』『君の青が、海にとけるまで』などがあるほか、アニメ化も行われたコミック作品『てっぺんっ!!!』では原案を務め、コミック前日譚を描くノベライズ『てっぺんっ!!! 君に出会うための7日間』も発表している。

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