『だから殺し屋は小説を書けない。』(岡崎隼人) 講談社
 発売:2024年03月14日 価格:2,090円(税込)

伝説の殺し屋・和尚に拾われ、自らも殺し屋となった青年・雨乞。和尚への服従を誓う雨乞だが、唯一誰にも打ち明けていない隠し事があった。それは、小説を書くこと。初夏のある日、駐在警官・藪池清を始末する命を受け、瀬戸内海の小島へと向かった雨乞は、小さな違和感を抱く。依頼人の正体は? この男を殺す目的は? なぜこの場所で? 雨乞は真相を探るため、24時間の猶予を貰った。人生を変える1日が始まる――。

【著者プロフィール】

1985年、岡山県出身。2006年に「第34回メフィスト賞」受賞作『少女は踊る暗い腹の中踊る』でデビュー。本書が17年ぶりの新作となる。

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