『俺たちの箱根駅伝 上』(池井戸潤) 文藝春秋
 発売:2024年04月24日 価格:1,980円(税込)

古豪・明誠学院大学陸上競技部。箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。しかし故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に「箱根の魔物」が襲いかかる。一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局のプロデューサー・徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた……。1月の本戦を描く下巻も同時刊行。

【著者プロフィール】

1963年、岐阜県生まれ。1998年『果つる底なき』で「第44回江戸川乱歩賞」を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で「第31回吉川英治文学新人賞」を、2011年『下町ロケット』で「第145回直木賞」を受賞。2度にわたる連続ドラマが大ヒットした「半沢直樹」シリーズを筆頭に、「下町ロケット」シリーズ、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『民王』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』など映像化作品も多数。

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