『妖の絆』(誉田哲也) 文藝春秋
 発売:2022年12月13日 価格:1,980円(税込)

人の生き血を吸い、時をこえて生きる一族「闇神」である紅鈴――美しく、凶暴なまでに一途なダークヒロインを描いた、著者デビュー作品となる伝奇バイオレンス・アクションのシリーズ第3弾。大幅加筆・改稿された2010年の『紅の華』、その3年前を舞台とした2020年発表、先日文庫化されたばかりの『紅の掟』に続く本作では、さらに遡り江戸の町を駆け抜ける紅鈴が描かれる。

【著者プロフィール】

1969年、東京生まれ。2003年に「第2回ムー伝奇ノベル大賞」優秀賞受賞作『ダークサイド・エンジェル紅鈴 妖の華』でデビュー。同年に『アクセス』で「第4回ホラーサスペンス大賞」特別賞受賞。警察小説として『ストロベリーナイト』をはじめとする〈姫川玲子シリーズ〉、〈ジウ・サーガ〉、青春小説として『武士道シックスティーン』をはじめとする〈武士道シリーズ〉〈増山超能力師シリーズ>など、幅広いジャンルで話題作を発表し続けている。その他の著書に『あなたが愛した記憶』『あの夏、二人のルカ』『背中の蜘蛛』『もう、聞こえない』、近著に『フェイクフィクション』『オムニバス』などがある。

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