『ブランド』(吉田修一) KADOKAWA
 発売:2021年07月30日 価格:1,760円(税込)

『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞してから約20年。『悪人』『横道世之介』『怒り』『国宝』など、常に話題作を輩出し、数多の賞を受賞、世界的にも注目を集める著者が、エプソン、エルメス、大塚製薬、サントリー、JCB、ティファニー、日産、パナソニックなどなど錚々たる企業からの依頼で、これまで「広告媒体」で描いてきた小説、紀行、エッセイを収録した、なんとも贅沢な作品集。

【著者プロフィール】

1968年、長崎県出身。1997年に「最後の息子」で「第84回文學界新人賞」を受賞し小説家デビュー。同作は「第117回芥川龍之介賞」候補となる。2002年の『パレード』で「第15回山本周五郎賞」を、『パーク・ライフ』で「第127回芥川龍之介賞」を受賞。2007年には『悪人』で「第61回毎日出版文化賞」と「第34回大佛次郎賞」を、2009年発表の『横道世之介』で、2010年「第23回柴田錬三郎賞」を受賞。2018年発表の『国宝』では、2019年に「第69回芸術選奨文部科学大臣賞」と「第14回中央公論文芸賞」を受賞している。近著に『湖の女たち』など。

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