『幻月と探偵』(伊吹亜門) KADOKAWA
 発売:2021年08月30日 価格:1,925円(税込)

幕末を舞台にした時代本格ミステリ「監獄舎の殺人」でデビューし、それに連なる作品群で注目を集めた著者の新作の舞台は、大戦前夜の哈爾浜。旧陸軍中将の屋敷で起きる、不可解な連続毒殺事件。謎めいた脅迫状が示す「三つの太陽」とは? そして、岸信介の陰謀とは――厳寒の満州と灼熱のシベリアが交差する歴史本格ミステリ!

【著者プロフィール】

1991年、愛知県生まれ。2015年に、「監獄舎の殺人」で「第12回ミステリーズ!新人賞」を史上最年少で受賞しデビュー。2018年に刊行した初書籍『刀と傘 明治京洛推理帖』は、2019年「第19回本格ミステリ大賞小説部門」を受賞。近著に『雨と短銃』がある。

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