『リボーン』(五十嵐貴久) 幻冬舎
 発売:2024年07月11日 価格:693円(税込)

いくつもの死体を残し、娘と思しき少女と逃走した雨宮リカを、警視庁は改めて複数の殺人容疑で指名手配した。が、それを嘲笑うかのように女子学生の拉致誘拐事件が連続発生する。KPDC興信所の柏原と警視庁の戸田は一連のリカ事件に終止符を打つべく、小野萌香とその祖母の宇都子に協力を求めるが。――3度に渡るドラマ、連続ドラマ化と映画化も果たし、本書も含め9作品を生んだ「リカ」シリーズ、ついに怒濤の完結篇!

【著者プロフィール】

1961年、東京都生まれ。2001年に「TVJ」で「第18回サントリーミステリー大賞」優秀作品賞、「黒髪の沼」で「第2回ホラー・サスペンス大賞」をそれぞれ受賞。「黒髪の沼」を改題した『リカ』で翌2002年にデビュー。2007年には『シャーロック・ホームズと賢者の石』で「第30回日本シャーロック・ホームズ大賞」を受賞。主な著作に「交渉人」シリーズ、「パパとムスメ」シリーズ、「吉祥寺探偵物語」シリーズなどの人気シリーズ作、『1985年の奇跡』『ウェディングプランナー』『ぼくたちは神様の名前を知らない』『スタンドアップ!』『コンクールシェフ!』『奇跡を蒔くひと』『スカーレット・レター』『交渉人・遠野麻衣子 ゼロ』『鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美』、近著に『十字路』『サイレントクライシス』などがある。

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