話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。
今年のノーベル賞の受賞者が続々と発表されています! ノーベル賞には、文学部門であるノーベル文学賞が設けられていて、今回の受賞者は、タンザニア出身の作家であるアブドゥルラザク・グルナ氏に決定しました。
毎年、注目の集まるノーベル文学賞ですが、過去には日本人作家も受賞しています。
過去の日本人作家のノーベル文学賞受賞者は2人
過去にノーベル文学賞を受賞した日本人作家は、川端康成と大江健三郎の2人です。
川端康成は1968年、大江健三郎は1994年に受賞しました。
川端康成は、大正〜昭和に活動した、言わずと知れた日本の文豪です。
『伊豆の踊子』『雪国』『眠れる美女』などの作品で知られています。
特に、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という『雪国』の冒頭の一文は、同作を読んだことがない人にも、お馴染みかと思います。
大江健三郎は、大学在学中の23歳のときに「飼育」で芥川賞を当時最年少で受賞し、注目されました。
代表作は、『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』などです。
社会的問題への関心も高く、活発に発言を続けてきました。
川端康成も大江健三郎も日本を代表する作家ですが、まだ作品を読んだことがないという人も、実は多いのではないでしょうか。
是非、この機会に触れてみてください!