『謎解き広報課 狙います、コンクール優勝!』(天祢涼) 幻冬舎
 発売:2024年10月10日 価格:869円(税込)

東京出身ながら、ワケあって田舎で公務員の職についた新藤結子。新卒で配属された広報課で、読む者もほとんどいない広報紙を編集している。やる気も地元愛もないまま、無気力に仕事をこなす結子だが、なぜか仕事のたびにさまざまな「謎」が降りかかり、それを解いて回る羽目に……。頑張りたくない結子の、やむを得ない頑張りを描くシリーズ第2弾では、社会人2年目を迎え、すこしだけやりがいを感じはじめた結子が広報コンクールに参戦!? 11月には第3弾の連続刊行が予定されている。

【著者プロフィール】

1978年生まれ。2010年に「第43回メフィスト賞」を受賞し、受賞作『キョウカンカク』(文庫化に際し『キョウカンカク 美しき夜に』に改題)でデビュー。同作はシリーズ化され4作が発表されている。2023年に『謎解き広報課』が「第18回酒飲み書店員大賞」を受賞。その他の著書に「セシューズ・ハイ」シリーズ、「仲田」シリーズ、「境内ではお静かに」シリーズ、『葬式組曲』『リーマン、教祖に挑む!』(単行本時タイトル『もう教祖しかない!』)、『罪びとの手』『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』『拝啓交換殺人の候』『彼女はひとり闇の中』『少女が最後に見た蛍』、近著に『あなたの大事な人に殺人の過去があったらどうしますか』などがある。

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