『月影の乙女』(乾石智子) 東京創元社
 発売:2024年10月31日 価格:2,750円(税込)

精霊の恵み深き国ハスティア。幼い頃から卓越した魔法の力を発揮したジルは、国に仕える魔法使いとなった。だが、平和な国ハスティアを虎視眈々と狙う者がいた。竜の血を引く王を戴くドリドラヴの侵略に、掟により魔法を使う攻撃を禁じられているフォーリたちは苦悩を深める。魔法で戦えば精霊たちが滅んでしまうというのだ。ジルたちの選んだ道は……。『夜の写本師』でデビューした異世界ファンタジイの紡ぎ手が放つ渾身の傑作。

【著者プロフィール】

山形県生まれ。1999年「第3回教育総研創作ファンタジー大賞」受賞。2011年に『夜の写本師』でデビュー。同作をはじめとする「オーリエラントの魔道師」シリーズは12作品が刊行されている。その他の著書に『闇の虹水晶』『ディアスと月の誓約』『竜鏡の占人 リオランの鏡』『双頭の蜥蜴』『滅びの鐘 DOOMSBELL』『炎のタペストリー』などがある。

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