『フラワー・チャイルド』 KADOKAWA
発売:2024年11月01日 価格:2,200円(税込)
発売:2024年11月01日 価格:2,200円(税込)
想い人が行方知れずとなり、さらには母を失くし打ちひしがれていた祭実理科。「運命の日がくるの――」生前、母の八重子は一人の青年と出会ってからそう口にするようになっていた。その青年こそ、実理科が会いたいと焦がれていた啓太だった。母の言葉の意味を知るべく啓太を探す旅に出た実理科は、大阪、福岡、沖縄と啓太の足跡を辿るうち彼の隠された過去を知ることになる。
【著者プロフィール】
大阪府生まれ。ヘアメイク、スタイリストとして活動。2018年に「東京・愚男ダイアリー」で「第2回大藪春彦新人賞」を受賞。翌2019年にデビューし、同作を含む『愚か者の身分』を刊行。2021年『マルチの子』で「第4回細谷正充賞」を受賞する。その他の著書に『無年金者ちとせの告白』がある。
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