『さよならに取られた傷だらけ 不純小説』(斜線堂有紀) 河出書房新社
 発売:2024年11月06日 価格:891円(税込)

「私」と「先輩」はあらゆる世界、あらゆる形で出会い、あらゆる目に遭い、あらゆる物語になる――。2018年から2020年にかけて、著者がTwitter(当時)上で発表し、2019年に『不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語』として書籍化された作品が、刊行以降に発表されたものも含め250話をセレクトしてまとめられた1冊。1ページで心かき乱される不可思議で不条理な250の掌編小説。

【著者プロフィール】

1993年生まれ。2016年に「第23回電撃小説大賞」メディアワークス文庫賞を受賞し、翌2017年に受賞作『キネマ探偵カレイドミステリー』でデビュー。2021年に『楽園とは探偵の不在なり』が「第21回本格ミステリ大賞」候補に挙がり注目を集める。その他の作品に『廃遊園地の殺人』『愛じゃないならこれは何』『願いの始まり 神神化身』『あなたへの挑戦状』(共著・阿津川辰海)、『君の地球が平らになりますように』『回路』『本の背骨が最後に残る』『プロジェクト・モリアーティ 絶対に成績が上がる塾』、近著に『星が人を愛すことなかれ』『ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に』などがある。

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