『深愛 煌華宮の檻 上』(菊川あすか) ポプラ社
 発売:2024年11月06日 価格:814円(税込)

岑国には皇子のための後宮――煌華宮があり、通称”華園”と呼ばれている。4年前、春璃のたった一人の家族である姐の朱夏は、国から宮女に選ばれ、妹のためにと後宮入りを決めた。だが1年後、春璃は姐の訃報を受け取る。その死を信じられぬまま17歳になった春璃の元へ、自分もまた宮女に選ばれたという書簡が届く。姐が生きていると信じて華園へ向かう春璃だが、そこは身分によって衣が色分けされた官女たちの世界で、嫉妬や権力争いが渦巻く”檻”だった……。下巻も同時発売。

【著者プロフィール】

2017年に「野いちご×三月のパンタシアノベライズコンテスト」優秀賞受賞作『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。その他の著書に「大奥の御幽筆」シリーズや、『そして君に最後の願いを。』『この声が、君に届くなら』『君がくれた最後のピース』、近著に『世界のはじまる音がした』『大奥の御幽筆 約束の花火』『雨上がりの空に君を見つける』などがある。

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