『サーペントの凱旋 となりのナースエイド』(知念実希人) KADOKAWA
 発売:2024年12月02日 価格:1,760円(税込)

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。火神の死から3年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。

【著者プロフィール】

1978年、沖縄県生まれ。高校生のときに作家・鮎川哲也が編者を務める公募アンソロジー『本格推理』に本名で投稿し、掲載される。2004年に医師国家試験に合格し医師として勤務する傍ら、2011年に「第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、改題の上『誰がための刃 レゾンデートル』で翌2012年にデビュー。代表作の「天久鷹央の事件カルテ」シリーズは2025年1月よりアニメ放映が開始予定。原作小説も最新刊『猛毒のプリズン』に続き、12月6日には『呪いのシンプトム』の刊行が予定されている。その他「仮面病棟」シリーズ、「祈りのカルテ」シリーズ、「放課後ミステリクラブ」シリーズ、『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』『機械仕掛けの太陽』『ヨモツイクサ』『となりのナースエイド』など著書多数。

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