『追憶の烏』(阿部智里) 文藝春秋
 発売:2021年08月23日 価格:1,650円(税込)

人間界の山中にある神域「山内」を舞台に、そこに住まう八咫烏たちの営みと戦いを描き大人気を集めた和風ファンタジー「八咫烏」シリーズ。昨年刊行の『楽園の烏』からは第二部がスタートし、それに続く待望の新作が登場した。物語は第一部から20年の時を経て、天敵である猿との大戦の後、山内では一体なにが起こっていたのかーー? 人間界とのかかわりが増した第二部で、『楽園の烏』で描かれなかった山内の“その後”が明らかになる!

【著者プロフィール】

1991年、群馬県出身。大学在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で「第19回松本清張賞」を史上最年少で受賞しデビュー。同作から始まる「八咫烏」シリーズがシリーズ累計160万部を超える大ヒットとなる。2017年の『弥栄の烏』で本編第一部終了後、2020年の『楽園の烏』より第二部が開始された。そのほかの著書に『発現』、近著に「八咫烏」シリーズ外伝短編集『烏百花 白百合の章』がある。

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