『播磨国妖綺譚』(上田早夕里) 文藝春秋
 発売:2021年09月27日 価格:1,870円(税込)

蘆屋道満の血を引く律秀と呂秀の兄弟。庶民を相手に病を診て、薬を方じ、祈祷によって物の怪を退ける心優しい法師陰陽師として暮らしてきた2人が出会ったのは、かつて蘆屋道満に式神として仕え、300年以上も新たな主を求めて続ける1匹の鬼だった……。昨年、中国の権威あるSF文学賞「銀河賞」において最も人気のある海外SF作家に贈られる「最受欢迎的外国科幻作家」に、日本人作家で初めて選出された著者が、室町時代の播磨国を舞台に、心温まる不思議な物語の数々を描いた連作短編集。

【著者プロフィール】

1964年、兵庫県出身。2003年『火星ダーク・バラード』で「第4回小松左京賞」を受賞しデビュー。2011年に『華竜の宮』で「第32回日本SF大賞」及び「第10回センス・オブ・ジェンダー賞」をダブル受賞。主な著作に『魚舟・獣舟』『華竜の宮』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『夢みる葦笛』『破滅の王』など。

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