『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』(リチャード・レヴィンソン、 ウィリアム・リンク) 扶桑社
 発売:2021年09月02日 価格:935円(税込)

『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』……1970年代から1990年代にかけて世界中を魅了した推理ドラマの脚本家・プロデューサーとして活躍したクリエイター・コンビであるR・レヴィンソン&W・リンク。そもそも彼らが最初に世に出たのは、大学時代に発表した短編小説からだった。そのデビュー作「口笛吹いて働こう」やコロンボの原型となった殺人劇「愛しの死体」など、田舎町からショウビズ界まで、さまざまな舞台で展開される、多彩な犯罪物語や怪談といった、謎と興趣に富んだバラエティあふれる作品を集めた短編集だ。

【著者プロフィール】

リチャード・レヴィンソン/1934年生まれ、1987年没。
ウィリアム・リンク/1933年生まれ、2020年没。
学生時代から親交を結び、2人でペンシルヴァニア大学在学中に短編「口笛吹いて働こう」でデビュー。小説の他、演劇、TV脚本を執筆。『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』など、多数のドラマを製作し、エミー賞や3度のエドガー賞など多数の受賞歴を持つ。

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