『ロミオとジュリエットと三人の魔女』(門井慶喜) 講談社
 発売:2021年11月26日 価格:1,925円(税込)

16世紀イングランドのエリザベス朝演劇において、最も著名と言っても過言ではない劇作家であるウィリアム・シェイクスピア。いまなお世界中で上演され続けているシェイクスピア演劇のオールスターが織りなす奇跡のようなコメディ小説。ロミオとジュリエットとフォルスタッフとイアーゴーとヴァイオラとシャイロック……さらにはシェイクスピアまでが一堂に会して、どたばたを繰り広げる。著者が作家デビュー前に生みだした幻の作品が遂に登場!

【著者プロフィール】

1971年、群馬県生まれ。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。2006年に初の書籍『天才たちの値段』を発表。2016年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で「第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)」を受賞。同年には「咲くやこの花賞(文芸その他部門)」も受賞している。2018年に『銀河鉄道の父』で「第158回直木賞」を受賞。その他の著書に『パラドックス実践 雄弁学園の教師たち』『屋根をかける人』『ゆけ、おりょう』『定価のない本』『自由は死せず』『東京、はじまる』など。

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