『サーキット・スイッチャー』(安野貴博) 早川書房
 発売:2022年01月19日 価格:1,870円(税込)

自動車の自動走行技術は日々進化を続け、人間による操縦を必要としなくなる時代が間もなくやってくるのかもしれない。本作は、その完全自動運転車が普及した2029年の日本が舞台。自動運転アルゴリズム開発会社の社長・坂本は、仕事場の自動運転車内で突如拘束された。襲撃犯はその様子をライブ配信し首都高の封鎖を要求、さもなくば車内に仕掛けた爆弾が爆発すると告げる。彼らのもくてきとは――? 迫真のテクノスリラー。

【著者プロフィール】

1990年、東京都出身。2021年に『サーキット・スイッチャー』で「第9回ハヤカワSFコンテスト」優秀賞を受賞しデビュー。

(Visited 209 times, 1 visits today)