『いえ』(小野寺史宜) 祥伝社
 発売:2022年02月10日 価格:1,650円(税込)

社会人3年めの三上傑には大学生の妹、若緒がいた。仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。思い悩む傑は……。家族と、友と、やりきれない想いの行き先を探す物語。

【著者プロフィール】

1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で「第86回オール讀物新人賞」を受賞しデビュー。2008年「第3回ポプラ社小説大賞」で優秀賞を受賞し、受賞作『ROCKER』で単行本デビュー。著書に『ホケツ!』『家族のシナリオ』『ひと』『まち』、「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『食っちゃ寝て書いて』『タクジョ!』『今夜』『天使と悪魔のシネマ』『片見里荒川コネクション』『とにもかくにもごはん』『ミニシアターの六人』など。

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