話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

新年度が始まり、高校や大学などの学校の入学シーズンになりました。SNSなどでも、「入学式」などのキーワードが話題になっています。入学など大きなイベントが多い今の時期は、小説でも、よく描かれます。

今回は、そんな入学シーズンに読みたい小説をご紹介します。

入学シーズンに読みたい3冊の小説

まずは、伊坂幸太郎の『砂漠』です。

本作は、大学に入学して知り合った5人の学生が、合コンや麻雀などに明け暮れながらも、通り魔や捨て犬など、さまざまな事件や出来事と向き合う様子が描かれた青春小説です。

これから本格的に大学生活が始まるという方は、本作を読めば、大学生活の雰囲気を知っておくことも出来ます。

次は、重松清の『空より高く』です。

本作は、普通の高校生たちが、新しく赴任した先生が繰り返す、「レッツ・ビギン」という言葉に影響されて、一歩踏み出すお話です。

高校生のみなさんは、本作を読んで、高校生活への気持ちを高めてみてはいかがでしょう。

最後にご紹介するのは、湯本香樹実の『春のオルガン』です。

本作は、主人公が小学校卒業後の春休みに、弟と一緒に大人たちに揉まれるなかで、自らも大人になっていくことを感じながら、成長していく物語です。

中学生のみなさんはもちろん、かつて中学生だった方も、中学校に入学する前のことを思い出しながら読んでみていただければと思います。

小説でも、入学シーズンを味わってみませんか。

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