話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。
5月21日に、芸人たちが大喜利で競う番組である、「IPPONグランプリ」がテレビで放送されて、話題になっています。お笑いは、テレビなどでたくさんの人に親しまれていますが、小説でも、お笑いは題材として選ばれています。
今回は、お笑いを題材にした、おすすめの小説をご紹介します。
お笑いを題材にした3冊のおすすめ小説
1冊目は、又吉直樹の『火花』です。
本作は、売れていない芸人の主人公が、先輩芸人と出会い、議論を重ねるお話です。
芸人として活躍する作者による本作は、第153回芥川賞を受賞し、話題になりました。
次は、大前粟生の『おもろい以外いらんねん』です。
本作は、高校のときに転校してきた友人とお笑いコンピを組んだ幼馴染みと、それを見つめる主人公の3人の物語です。
お笑いが好きだけれど芸人という道を選ばなかった主人公の視点から見た、お笑いの世界を楽しんでみては、いかがでしょう。
最後にご紹介するのは、おぎぬまXの『地下芸人』です。
本作は、結成して10年の2人組お笑いコンビのメンバーである主人公が、相方から解散を持ちかけられるところから始まるお話です。
作者は、漫画家で元芸人でもあり、本作で小説家としてデビューしました。
小説のなかでも、お笑いを楽しんでみていただければと思います。