『こいごころ』(畠中恵) 新潮社
 発売:2022年07月21日 価格:1,540円(税込)

病弱だけど優しく知恵も回る、大店の若だんな・一太郎と、彼を見守る妖たちが江戸の町で起こる怪事件・珍騒動を解決する人気シリーズ。剣呑なお願いをする妖狐・老々丸と笹丸が現れて、またもや頭を悩ます一太郎。 しかも笹丸は妖としての力が尽きかけているようで……? あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない、シリーズ第21弾!

【著者プロフィール】

1959年、高知県生まれ。1988年に漫画家としてデビュー。2001年に『しゃばけ』で「第13回日本ファンタジーノベル大賞」優秀賞を受賞。2016年には「しゃばけ」シリーズで「第1回吉川英治文庫賞」を受賞した。昨年シリーズ20周年を迎え、本編『もういちど』、外伝『またあおう しゃばけ外伝』、レシピ集『しゃばけごはん』が刊行された。その他の著書に『ゆめつげ』『とっても不幸な幸運』『まんまこと』『つくもがみ貸します』『アイスクリン強し』『明治・妖モダン』『けさくしゃ』『まことの華姫』などがある。

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