『ハヤブサ消防団』(池井戸潤) 集英社
 発売:2022年09月05日 価格:1,925円(税込)

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る――。連続放火事件に隠された真実とは? 地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園"小説。

【著者プロフィール】

1963年、岐阜県生まれ。1998年『果つる底なき』で「第44回江戸川乱歩賞」を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で「第31回吉川英治文学新人賞」を、2011年『下町ロケット』で「第145回直木賞」を受賞。2度にわたる連続ドラマが大ヒットした「半沢直樹」シリーズを筆頭に、「下町ロケット」シリーズ、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『民王』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ノーサイド・ゲーム』など映像化作品が多数あり、本年も『アキラとあきら』の映画化、『シャイロックの子供たち』のドラマ化が行われ、『シャイロックの子供たち』は来年映画版の公開も予定されている。近著に『民王 シベリアの陰謀』。

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