『そして、よみがえる世界。』(西式豊) 早川書房
 発売:2022年11月16日 価格:1,980円(税込)

事故で脊髄を損傷した脳神経外科医の牧野は、元指導医だった医療テック企業の役員から依頼を受け、視覚を失った少女エリカへの視覚再建装置〈バーチャライト〉埋め込み手術の代理執刀を行う。脳内インプラント〈テレパス〉を用いて手術用ロボットを直接操作することで、オペは無事成功したかに見えたが、術後エリカは謎の黒い幻影に脅かされるようになる――。昨年の受賞作『同志少女よ、敵を撃て』が直木賞候補となったことで話題を集めた「アガサ・クリスティー賞」の本年度の受賞作品。

【著者プロフィール】

1967年生まれ。本年、本作で「第12回アガサ・クリスティー賞」を受賞。

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