『ポイズン・リバー 異形の棲む湿地帯』(阿賀野たかし) 宝島社
 発売:2023年03月07日 価格:790円(税込)

水上だけでなく湿地や砂浜すら走破できる船舶、エアボート。日本では数少ないエアボート操縦士の菊崎鷹彦は、新潟県の阿賀野川で、河川遊覧から警察の水上任務のバックアップまで様々な仕事を請け負っていた。ある日菊崎は、依頼を受け支流の湿地帯へと向かうが、そこで驚くべき光景を目にする。動かなくなった人間に、大型の巻き貝が何十体も群がり、触手のような細い管を思い思いに皮膚に突き刺していたのだ……。元自衛官がエアボートを自在に操り、猛毒を持つ巻き貝の群れと、その背後に隠された恐るべき陰謀に立ち向かう!

【著者プロフィール】

東京都出身。小説投稿サイトでの作品公開、『街角怪談』『都会の怖イ噂』などアンソロジーへの作品掲載を経て、「エブリスタ『この文庫がすごい!』大賞」受賞作(受賞時タイトル「異形湿地帯」)となる本書で単著デビュー。

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