『上海灯蛾』(上田早夕里) 双葉社
 発売:2023年03月23日 価格:2,200円(税込)

1934年上海。「魔都」と呼ばれるほど繁栄と悪徳を誇ったこの地に成功を夢見て渡ってきた日本人の青年・吾郷次郎。彼の許を謎めいた日本人女性が訪ねる。ユキヱと名乗るその女が持ちこんだのは、熱河省産の極上の阿片と芥子の種。次郎は阿片の売買を通じて上海の裏社会を支配する青幇の知己を得て、上海の裏社会に深く踏み入っていく。栄光か、破滅か。

【著者プロフィール】

1964年、兵庫県出身。2003年『火星ダーク・バラード』で「第4回小松左京賞」を受賞しデビュー。2011年に『華竜の宮』で「第32回日本SF大賞」及び「第10回センス・オブ・ジェンダー賞」をダブル受賞。主な著作に『魚舟・獣舟』『華竜の宮』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『夢みる葦笛』『破滅の王』、近著に『獣たちの海』などがある。

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