『刑事何森 逃走の行先』(丸山正樹) 東京創元社
 発売:2023年06月19日 価格:1,980円(税込)

ベトナム人技能実習生が派遣先の上司を刺して行方をくらました。ようとして行方が掴めない中、埼玉県警刑事の何森稔と荒井みゆきは加害者と同じ会社に務める同僚から、ある重要な情報を聞き出す――。技能実習生や入管の仮放免、高齢女性のホームレス問題など、罪を起こさざるを得なかった女性たちに対峙する何森刑事の苦悩。〈デフ・ヴォイス〉シリーズの人気キャラクター・何森が活躍するスピンオフ、第2弾。

【著者プロフィール】

1961年、東京都出身。フリーランスのシナリオライターとして活動する中、2011年に『デフ・ヴォイス』で小説家デビュー。同作はシリーズ化され、今秋日本でドラマ化されるほか、韓国でも2024年クランクイン予定で映画化が進められている。その他の著書には『漂う子』『刑事何森  孤高の相貌』、『ワンダフル・ライフ』『わたしのいないテーブルで  デフ・ヴォイス』、近著に『キッズ・アー・オールライト The Kids Are Alright』『水まきジイサンと図書館の王女さま』『ウェルカム・ホーム!』などがある。

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