『地雷グリコ』(青崎有吾) KADOKAWA
 発売:2023年11月27日 価格:1,925円(税込)

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5編。

【著者プロフィール】

1991年、神奈川県生まれ。2012年に『体育館の殺人』で「第22回鮎川哲也賞」を受賞してデビュー。天才高校生・裏染天馬の活躍を描く同作は、現在までに4冊が刊行されている。その他の著書に「アンデッドガール・マーダーファルス」シリーズ、「ノッキングオン・ロックドドア」シリーズ、『早朝始発の殺風景』、近著に『11文字の檻 青崎有吾短編集成』などがある。

(Visited 104 times, 1 visits today)