『一線の湖』(砥上裕將) 講談社
 発売:2023年12月13日 価格:1,980円(税込)

水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。描くのは「命」。――青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介は、あるとき小学生を相手に水墨画を教えることになり――。20万部を超えた『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第2弾!

【著者プロフィール】

1984年生まれ。水墨画家。2019年に「第59回メフィスト賞」受賞作『線は、僕を描く』でデビュー。同作は「第3回ブランチBOOK大賞2019」を受賞し、コミカライズ、実写映画化も行われた。その他の著書に『7.5グラムの奇跡』がある。

(Visited 71 times, 1 visits today)