『サイレントクライシス』(五十嵐貴久) PHP研究所
 発売:2023年12月14日 価格:2,090円(税込)

品川桜警察署の刑事・橋口志郎は、あるマンションでのサラリーマン・高村の変死事件に臨場する。自殺という結論が出る中、志郎と同じ署の刑事である妹の紀子は、高村の婚約者の話を聞いたことから、その決定に疑念を抱く。一方、志郎は高村が勤めていた東京都下の建設会社を捜査していた。そんななか、紀子が事故に遭ったと連絡が入り、志郎自身も殺人の容疑をかけられ、身内であるはずの警察から追われる身となってしまう。逃亡を続ける志郎の前に徐々に浮かび上がる強大な「敵」と、事件の裏で進行する日本を揺るがす「ある計画」とは。衝撃のクライムサスペンス!

【著者プロフィール】

1961年、東京都生まれ。出版社に入社。2001年に「TVJ」で「第18回サントリーミステリー大賞」優秀作品賞、「黒髪の沼」で「第2回ホラー・サスペンス大賞」をそれぞれ受賞。「黒髪の沼」を改題した『リカ』で翌2002年にデビュー。シリーズ化された同作は3度にわたるドラマ化(内2度は連続ドラマ)、映画化も行われた。2007年には『シャーロック・ホームズと賢者の石』で「第30回日本シャーロック・ホームズ大賞」を受賞。主な著作に「交渉人」シリーズ、「パパとムスメ」シリーズ、「吉祥寺探偵物語」シリーズなどの人気シリーズ作、『1985年の奇跡』『安政五年の大脱走』『7デイズ・ミッション』『ウェディングプランナー』『ぼくたちは神様の名前を知らない』『スタンドアップ!』『コンクールシェフ!』『奇跡を蒔くひと』、近著に『鋼の絆 ギンイチ消防士・神谷夏美』『交渉人・遠野麻衣子 ゼロ』『スカーレット・レター』などがある。

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