『それは令和のことでした、』(歌野晶午) 祥伝社
 発売:2024年04月11日 価格:2,090円(税込)

小学生のときは女男と指をさされ、母親からはあなたの代わりは誰にもつとまらない、胸を張れと言われる。平穏を求めて入学資格に性別条項のない私立の中高一貫校に入るが、いじめはさらにエスカレートし、みじめな姿がSNSで世界中にさらされていく。それは僕の名前が太郎だから。(「彼の名は」)――一行を読み逃せば、謎の迷宮から出られない。新しい価値観のゆらぎが生み出す7つの悲劇。

【著者プロフィール】

1961年、千葉県出身。1988年に『長い家の殺人』でデビュー。2004年に『葉桜の季節に君を想うということ』で「第57回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)」及び「第4回本格ミステリ大賞」を受賞。2010年には『密室殺人ゲーム2.0』で再び「第10回本格ミステリ大賞」を受賞した。その他の著書に、デビュー作で登場した探偵・信濃譲二の活躍を描くシリーズ、「密室殺人ゲーム」シリーズ、「舞田ひとみ」シリーズ、『明日なき暴走』(単行本時タイトル『ディレクターズ・カット』)、『間宵の母』『首切り島の一夜』などがある。

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