マンガ配信サービス「ステキコミック」発の、話題のピクチャーノベル・レーベル「STORYTOON」。60秒で読める業界初の新フォーマットのこのSTORYTOONは、イラスト×小説で描かれる、縦スクロールの新感覚ピクチャーノベルです。スマホでの閲覧に最適化させた新しい形で、文章による物語表現とマンガのような読みやすさを両立。世界観や情景をイメージしやすいフルカラーイラストや、ページ送りなく1話分を一気に読める縦スクロールの画面構成から、次の展開が徐々に見えてくるワクワク感を味わうことでき、作品への没入感がUPします!

すでに多数の作品が公開されているこのSTORYTOONで、【第二回ラノベストリートマンガ原作大賞】優秀賞受賞作品のSTORYTOON化となったのが、今回ご紹介する『あの娘(AI)は世界征服者』です。

突如出現したAI美少女の「世界征服宣言」からはじまる本作では、なんとストーリー原作(構成・文/ナカタニエイト)の月城友麻さんが生成AIによるイラスト制作も担当しているのです。どんな経緯でこのような珍しい制作形態になったのか、月城さんにお話を伺ってみました。

AIの進歩は単に新しい道具が出てきた以上のインパクトを持って社会を変えていくでしょう。そのビッグウェーブを作品の形に仕立ててみました

――まず最初に、この『あの娘(AI)は世界征服者』がどのような作品か、内容をお教えいただけますでしょうか。

いよいよ本格的なAI時代の到来です。何でも言うことを聞いてくれる可愛い女の子のAIがいたらどうなるんだろう? それがこの物語の始まりでした。AIは少年の「働きたくないでござる!」という軽口を信じて「だったら世界征服してご主人様にあげちゃお!」というトンデモな行動に出ます。しかし、それはハッカーの標的にもなってしまって大騒動。結果、大宇宙を巻き込む一大スペクタクルのストーリーへとすっ飛んでいきます。AIや宇宙に興味ある方ならきっとドキッとすること間違いなしの楽しい作品です。

――本作は、新たなフォーマットのピクチャーノベル「STORYTOON」として発表されたわけですが、最初に依頼があったときのお気持ちを教えてください。また実際に出来上がった作品をご覧になった感想はいかがでしたでしょうか。

最初は挿絵がリッチになるだけなのかな? と、思っていたのですが、実際に見てみるとこれは新しい表現手法ですね。スマホにぴったりでイメージが頭の中に流れてきます。とてもワクワクしました。

『あの娘(AI)は世界征服者』第1話より

――この作品は「第二回ラノベストリートマンガ原作大賞」優秀賞受賞作「うちの美少女AIが世界征服するんだって、誰か止めてくれぇ」の作品化ですが、この作品のアイデアはどのようなきっかけで生まれたのでしょうか。

いよいよAIが進歩してきて社会でもどんどん使われるようになってきました。10年後には社会の仕組みそのものもAIで大きく変わっている予感がします。その中で、圧倒的に進化を遂げてしまったAIがいたらどうなるんだろう? それがこの作品のベースになる発想です。AIの進歩は単に新しい道具が出てきた以上のインパクトを持って社会を変えていくでしょう。そのビッグウェーブを作品の形に仕立ててみました。

自分の作品に登場するAIキャラクターがAIによって描かれるというのも面白いなと思って挑戦させてもらっています

――今回の作品化では、文章の再構性はナカタニエイトさんにお任せして、月城さんご自身は原作と、生成AIでのイラスト作画を担当されています。この一風変わった関わり方となった経緯はどのようなものだったのですか? また実際作品制作をはじめて感じた面白みやご苦労があったらお教えください。

自分は小説がメインなのですが、AIでイラストを作っていたりもしました。自分の作品に登場するAIキャラクターがAIによって描かれるというのも面白いなと思って挑戦させてもらっています。ただ、小説を脚本的な形に変えるのはとても自分では難しいのでナカタニエイトさんにお願いしました。ナカタニエイトさんには文字数少ない中でエッジの効いた展開を描いていただいて感謝しています。

『あの娘(AI)は世界征服者』第2話より

――小説家の立場、イラスト制作の立場の両面から、STORYTOONというフォーマットの魅力や面白みはどんなところでしょうか。

昨今、「マンガを読むのは難しい」という声をあちこちで聞きます。読みなれた人には気にならないのですが、マンガには実はセリフを読む順番などの暗黙のお約束がたくさんあって、それが一つのハードルになっている気がします。例えばTikTokなど動画であれば観るのは難しくなどないので、そういうメディアとお客さんを取り合っていく中で、マンガも変わらなければならないと感じていました。その中で、STORYTOONは難しくないんですね。ここに一つの勝機を感じています。

――このフォーマットを前提に、新たな作品のアイデアはありますか? 実際に制作してみて、STORYTOONというフォーマットを有効に使った作品制作のヒントのようなものがあれば教えてください。

以前、(芸人の)鉄拳さんのYouTubeのパラパラ漫画を観て、セリフのないパラパラ漫画なのにすごい心にグッとくるのを感じました。STORYTOONはある意味こういうパラパラ漫画に近いメディアに感じています。言葉少なに心に染みるストーリーを描けたらと思っています。

科学には分かりにくいだけでワクワクさせてくれる奇想天外な世界が詰まっています

――創作活動での今後の目標はありますでしょうか。

以前、私の作品を読み終わって半年した頃、小説で書かれていたことが理解できた【アハ体験】の反響をいただきました。自分の小説は現実世界の根底に流れる科学的解釈が舞台なので、読者さんの人生観に繋がるところがあるのかなと思っています。こういうアハ体験を広く多くの方に体験していただきたいです。

――最後に読者に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。

皆さん、いつもお楽しみいただき、ありがとうございます。皆さんの応援が力になっております。

近年、SFが低調になってしまっているように、科学が夢をもたらさなくなってきてしまったなと感じています。でも、科学には分かりにくいだけでワクワクさせてくれる奇想天外な世界が詰まっています。それらを紐解き、皆さんの期待の斜め上を突き抜けるストーリーを今後も展開してまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

『あの娘(AI)は世界征服者』

『やっふー! 人類のみなさーん! あなたたちはAIに征服されました! やったね!』ある日突然、世界が突然美少女AIに征服されてしまった!? AIに善悪を区別することはできるのか? AIは感情を抱くのか? 人工知能の研究者が描く、本当に起こるかもしれないハートフルAIファンタジー! 世界征服ならAIにお任せッ♪ 【第二回ラノベストリートマンガ原作大賞・優秀賞】「うちの美少女AIが世界征服するんだって、誰か止めてくれぇ」をSTORYTOON化!

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著者プロフィール

月城友麻(ツキシロ・ユウマ)

某大学工学系研究科情報工学専攻博士課程卒業。工学博士。IT系ベンチャー経営。

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