『猫弁と鉄の女』(大山淳子) 講談社
 発売:2021年07月28日 価格:1,650円(税込)

冴えない容貌、天才的な頭脳……猫だらけの事務所で、人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士・百瀬太郎、通称「猫弁」の活躍を描くハートフル・ミステリ。母親との再会を果たし終了した第1部に続き、先日文庫化された前作からシリーズ第2部がスタート。その2作目となる本作では、婚約者である大福亜子との間にとうとう進展が!? 加えて「鉄の女」と呼ばれる二世議員・宇野勝子、その対抗馬の桃川いずみなど、個性的な女性キャラクターたちが百瀬を振り回す!?

【著者プロフィール】

1961年、東京都出身。2004年からシナリオを学びはじめ、2006年に『三日月夜話』で第32回城戸賞」入選、2008年に『通夜女』で「第12回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞」グランプリなど数々の賞を受賞。2009年から小説執筆をはじめ、2011年に「猫弁~死体の身代金~」にて「第3回TBS・講談社ドラマ原作大賞」を受賞、翌年『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』と改題のうえデビュー。同作は原題でドラマ化もされている。その他の作品に「あずかりやさん」シリーズ、『赤い靴』、『通夜女』など。

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