『六月のぶりぶりぎっちょう』(万城目学) 文藝春秋
 発売:2024年06月24日 価格:1,870円(税込)

その死体は信長――密室殺人事件に巻き込まれた私は、うっかり本能寺の変の謎に挑んでしまう……。(「六月のぶりぶりぎっちょう」)/洛中女子寮ライフ――14回生以上との噂のある、女子寮の“お局様”の正体は!?(「三月の局騒ぎ」)――直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』に連なる、京都の摩訶不思議を詰め込んだ「静」と「動」の2編。奇妙、珍妙、でも感動! マキメ・ワールド最高潮‼

【著者プロフィール】

1976年、大阪府生まれ。2006年に『鴨川ホルモー』で「第4回ボイルドエッグズ新人賞」を受賞しデビュー。2007年に発表された続く第2作『鹿男あをによし』は翌2008年に連続ドラマ化された。2009年には『鴨川ホルモー』も映画化され、同年に刊行され後に映画化される『プリンセス・トヨトミ』で「咲くやこの花賞」を受賞。本年、『八月の御所グラウンド』で「第170回直木賞」を受賞した。また2014年には『偉大なる、しゅららぼん』が映画化、2020年には『バベル九朔』が連続ドラマ化されている。その他の著書に『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『パーマネント神喜劇』、近著に『あの子とQ』『ヒトコブラクダ層戦争』(単行本時タイトル『ヒトコブラクダ層ぜっと』)などがある。

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