『烏羽色のふたりシリーズ1 滅びのカラス』(櫻いいよ) PHP研究所
 発売:2024年06月26日 価格:1,430円(税込)

学校からの帰り道で川に落ちたことをきっかけに、人間とは異なる見た目の“じゃない者”と、いわゆる人間“ひと”が共存する不思議な世界に迷い込んだ、中学1年生の冥。真っ黒な制服姿で突然現れた冥は「言い伝えにある、この国を滅ぼすカラスだ」と考えられ、この国の王族たちから命を狙われる身になってしまう。一緒に川に流されたはずの双子の弟・涅の行方を探すべく、冥はこの世界で出会った“じゃない者”たちや、奴隷の少年の助けを借りて世界を旅することになるが……。

【著者プロフィール】

奈良県出身。2012年に『君が落とした青空』でデビュー。同作は累計20万部を突破する大ヒット作となる。主な著作に「交換ウソ日記」シリーズ、『そういふものにわたしはなりたい』『図書室の神様たち』『わたしは告白ができない。』『アオハルの空と、ひとりぼっちの私たち』『世界は「 」で満ちている』『世界は「 」で沈んでいく』『世界は「 」を秘めている』『イイズナくんは今日も、』『ウラオモテ遺伝子』などがある。

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