『人質の法廷』(里見蘭) 小学館
 発売:2024年07月03日 価格:2,640円(税込)

駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去がある容疑者だったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。高校時代に自動車運転過失致死として処理された友人の事故死に冤罪の疑いを持ち刑事司法を志した志鶴は、依頼人の潔白を信じ奔走するが、そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。

【著者プロフィール】

1969年、東京都生まれ。2004年に『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。2008年には「第20回日本ファンタジーノベル大賞」優秀賞を受賞し、受賞作『彼女の知らない彼女』を刊行。その他の著書に「小説 ドラゴン桜」シリーズ、「大神兄弟探偵社」シリーズ、「古書カフェすみれ屋」シリーズ、『君が描く空 帝都芸大剣道部』(単行本時タイトル『藍のエチュード』)、『ギャラリスト』『天才詐欺師・夏目恭輔の善行日和』などがある。

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