『中野「薬師湯」雑記帳』(上田健次) 朝日新聞出版
 発売:2024年07月05日 価格:792円(税込)

大学入学を機に上京した手塚蓮は、ひょんなことから中野にある銭湯に住み込むことになった。そこにはすでに3人の若者が暮らしていたが、彼らの抱く夢は蓮の目に眩しく映り……。大手企業の役員を務める傍ら、『銀座「四宝堂」文房具店』シリーズで人気を集める著者による、人々の触れ合いを優しく描いた、心温まる書き下ろし連作短編集。

【著者プロフィール】

1969年、東京都生まれ。2019年の「第1回日本おいしい小説大賞」への応募をきっかけに、2021年に『テッパン』でデビュー。第2作となる『銀座「四宝堂」文房具店』が人気となり、本年4月に最新第3巻が発売されている。

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