『わたしのなつかしい一冊』(池澤夏樹、ほか) 毎日新聞出版
 発売:2021年08月02日 価格:1,870円(税込)

今年30年目を迎えた、毎日新聞土曜朝刊の「今週の本棚」。この書評欄のなかでも人気の高い連載コーナー「なつかしい一冊」の、待望の書籍化が本書。「今週の本棚」の編集顧問である芥川賞作家・池澤夏樹氏が編者を務め、江國香織氏、角田光代氏、高村薫氏、堀江敏幸氏ら人気作家をはじめとした著名人50人の選者が、あるときは教えを受け、あるときは道を照らしてくれた「思い出の1冊」を紹介する読書エッセイだ。

【著者プロフィール】

1945年北海道生まれ。翻訳家、詩人として活動しながら1987年に「スティル・ライフ」で「第13回中央公論新人賞」を受賞。翌年、同作は「第98回芥川龍之介賞」を受賞した。そのほか数多くの受賞歴を持つ。代表作に『夏の朝の成層圏』『南の島のティオ』『マシアス・ギリの失脚』『花を運ぶ妹』『キップをなくして』『アトミック・ボックス』ほか多数。

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