『教場X 刑事指導官・風間公親』(長岡弘樹) 小学館
 発売:2021年08月27日 価格:1,650円(税込)

警察学校を舞台に、ずばぬけた観察眼で生徒のみならず指導側までひとりひとりの本質を見抜き、冷徹にふるいにかける教官・風間公親。2度にわたるスペシャルドラマ化で絶大な支持を集めたシリーズの最新作では、『教場0』同様、現場刑事の指導官としての風間が描かれる。『益野紳佑の妻・才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。(第1話 硝薬の裁き)』他、全6話を収録。

【著者プロフィール】

1969年、山形県出身。2003年、「真夏の車輪」で「第25回小説推理新人賞」を受賞。2005年、初書籍となる『陽だまりの偽り』を刊行。2008年、「傍聞き」で「第61回日本推理作家協会賞(短編部門)」を受賞。2013年より、風間公親を主人公とする「教場」シリーズを開始。同作は2020年、2021年にスペシャルドラマ化されている。近著に『巨鳥の影』『幕間のモノローグ』など。

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