『畏れ入谷の彼女の柘榴』(舞城王太郎) 講談社
 発売:2021年10月20日 価格:1,650円(税込)

圧倒的なテンションを持った特異な文体が賛否を集めた『煙か土か食い物』での鮮烈なデビューから20年。その記念として、『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』から連なる珠玉の短編集が登場。文芸雑誌『群像』で2019年に発表された表題作を含む、舞城王太郎がすくい取る、不条理で愛しい人間たちの姿が詰まった1冊! 

【著者プロフィール】

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で「第19回メフィスト賞」を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で「第16回三島由紀夫賞」を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』など多数の著作に加え、2012年には荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、コミック原案や原作、翻訳、映画・アニメの脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督なども手がけている。近著に短編集『されど私の可愛い檸檬』など。

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