話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

1月24日〜30日に、全日本卓球選手権大会が行われました。伊藤美誠選手が、女子シングルスで3度目の優勝を果たして話題になっていますが、小説のなかでも、卓球はさまざまな形で描かれています。

今回は、作中で卓球が描かれている小説をご紹介します。

卓球が描かれている3冊の小説

まずは、吉野万理子の『チームふたり』です。

本作は、小学校の卓球部で部活に熱中する少年少女たちの物語です。

本作に続いて、『チームあした』『チームひとり』『チームあかり』『チームみらい』『チームつばさ』の計6作品が刊行されていて、「チーム」シリーズと呼ばれる人気シリーズになっています。

2021年には、NHKのアニメとパラスポーツのコラボレーションである、『アニ×パラ〜あなたのヒーローは誰ですか』で、アニメ化もされました。

次は、今中浩恵の『渦の外』です。

本作は、家を飛び出して、慕っている人を頼り食堂で生活することになった主人公が、仕事や「卓球場」の人々と触れ合うなかで、人生を見つめるお話です。

卓球をする場所には多くの人が集まってくるため、そこには人間ドラマも生まれます。

最後にご紹介するのは、武者小路実篤の『友情』です。

本作は、日本を代表する作家の1人である武者小路実篤の代表作ですが、本作では卓球が物語のキーになっていることは、ご存じでしょうか。

作中で、卓球が物語とどのように結びついているのか、確かめてみてはいかがでしょう。

小説のなかで、さまざまな形で描かれている卓球に触れてみませんか。

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