話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

3月1日の就職活動解禁の直前となり、SNSなどでも、就職活動のことが話題になっています。これから就職活動をするという方や、学生時代に就職活動を経験したという方も多いのではないでしょうか。

今回は、多くの人たちが経験する、就職活動が描かれている小説をご紹介します。

就職活動が描かれている3冊のおすすめ小説

1冊目は、石田衣良の『シューカツ!』です。

本作は、マスコミ業界を志望する大学生の主人公が、仲間とチームを組んで、マスコミ業界での就職の内定を得ることを目指して奮闘する物語です。

恋愛の要素もあるので、就職活動のエピソードとあわせて、お楽しみください。

次は、浅倉秋成の『六人の嘘つきな大学生』です。

本作は、IT企業の採用試験の最終選考に残された6人の大学生が、予想外の展開に巻き込まれていく、ミステリー小説です。

ミステリーと就職活動というシチュエーションが、どのように組み合わされているのか、確かめてみていただければと思います。

最後にご紹介するのは、朝井リョウの『何者』です。

本作では、就職活動に取り組む5人の大学生をリアリティのあるタッチで描いた群像劇が繰り広げられます。

本作は、第148回直木賞に選ばれ、2016年には、佐藤健有村架純二階堂ふみ菅田将暉岡田将生など出演で映画化もされて、話題になりました。

小説でも、さまざまな形の就活に触れてみてはいかがでしょう。

(Visited 518 times, 1 visits today)