『空をこえて七星のかなた』(加納朋子) 集英社
 発売:2022年05月26日 価格:1,760円(税込)

「南の島へ行くぞ」突然のパパの言葉で石垣島へ旅することに。正直言って、あんまり気は進まない。家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは。(「南の十字に会いに行く」)/小学4年生の9月のこと、同級生の過失で私の右目は取り返しのつかない怪我を負った。世界はぼやけて頼りない姿に変わり果ててしまった。星降る夜に大事な友達と交わした約束も。(「星は、すばる」)/廃部寸前のオカルト研究会、天文部、文芸部。生徒会に必死で部の存続を訴えると、「じゃあ、スぺミス部ってことで」と、とんでもない提案が。(「箱庭に降る星は」)――南の島で、山奥のホテルで、田舎町の高校で。星を愛し星に導かれた人々が紡ぐ7つのミステリー。

【著者プロフィール】

1966年、福岡県生まれ。1992年「ななつのこ」で「第3回鮎川哲也賞」を受賞しデビュー。1995年「ガラスの麒麟」で「第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)」を受賞。2008年『レインレイン・ボウ』で「第1回京都水無月大賞」を受賞している。その他の著書に『ささら さや』『七人の敵がいる』『我ら荒野の七重奏』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』『二百十番館にようこそ 』などのほか、自らの闘病体験を綴った『無菌病棟より愛をこめて』がある。

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