『掬えば手には』(瀬尾まいこ) 講談社
 発売:2022年07月06日 価格:1,595円(税込)

大学生の梨木匠。平凡なことがずっと悩みだった匠は、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。常盤さんは辛い秘密を抱えていたのだった。――『幸福な食卓』、本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』に連なる、究極に優しく、だれもが涙せずにはいられない切なく暖かい物語。

【著者プロフィール】

1974年、大阪府生まれ。2001年に「第7回坊っちゃん文学賞」大賞を受賞し、翌年、受賞作を表題とした『卵の緒』でデビュー。2005年に『幸福な食卓』で「第26回吉川英治文学新人賞」を、2008年には『戸村飯店 青春100連発』で「第24回坪田譲治文学賞」をそれぞれ受賞。2019年には『そして、バトンは渡された』で「第16回本屋大賞」を受賞している。2021年に映画化された同作や本年ドラマ化された『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』など、映像化作品も多数。主な著作に『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』、近著に『夏の体温』『その扉をたたく音』などがある。

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