『かんむり』(彩瀬まる) 幻冬舎
 発売:2022年09月14日 価格:1,650円(税込)

「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」――夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。かつては愛と体を交わし、多くの言葉を重ねたのに、今は――。夫が何を考え、どんな指をしているのかさえわからない。「私のかんむりはどこにあるのか」著者4年ぶりの書き下ろし長編。

【著者プロフィール】

1986年生まれ。2010年「花に眩む」で「第9回女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。2017年『くちなし』で「第5回高校生直木賞」を受賞。昨年、『新しい星』で直木賞候補となった。主な著書に『あのひとは蜘蛛を潰せない』『やがて海へと届く』『不在』『朝が来るまでそばにいる』『森があふれる』『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』『草原のサーカス』『川のほとりで羽化するぼくら』などのほか、ノンフィクション『暗い夜、星を数えて‐3・11被災鉄道からの脱出‐』がある。

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