『ええじゃないか』(谷津矢車) 中央公論新社
 発売:2022年09月20日 価格:1,980円(税込)

大政奉還前夜、史上最大の乱痴気騒ぎはなぜ起こったのか。やくざ者に老婆に童、新米御庭番と御用町人。三河国吉田宿に降った数枚の御札が、彼らの命運を、そして天下をも混沌の渦に陥れていく――作家生活10年目に切り拓く新境地。人智を超えた運命の交錯が、歴史を、物語を駆動する!

【著者プロフィール】

1986年、東京都生まれ。2012年に「蒲生の記」で「第18回歴史群像大賞」優秀賞を受賞。2013年に『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー。2018年に『おもちゃ絵芳藤』で「第7回歴史時代作家クラブ賞」作品賞を受賞。その他の著書に『蔦屋』『曽呂利!』『三人孫市』『某には策があり申す』『奇説無惨絵条々』『廉太郎ノオト』『桔梗の旗 明智光秀と光慶』『絵ことば又兵衛』、近著に『宗歩の角行』『北斗の邦へ翔べ』『吉宗の星』『小説 西海屋騒動』などがある。

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