3月3日に刊行された小説『かなしみの向こう側』の発売記念企画として、著者の高佐一慈さん(THE GEESE)が、小説執筆経験のある芸人さんと対談する企画が進行中です。
今回の対談相手は、小説『余った傘はありません』『夜にはずっと深い夜を』や、絵本『やねの上の乳歯ちゃん』を書かれた鳥居みゆきさん。
ナニヨモ編集部は、『余った傘はありません』の執筆について、鳥居さんに質問させていただきました。
【鳥居みゆきさんへのご質問】
1.『余った傘はありません』について、まだ読んだことのない方へ向けて、内容を教えてください。
私が常に思っていたかなしみの向こう側をテーマに書きました。
2.『余った傘はありません』を書かれた、きっかけを教えてください。
姉が勝手に応募してこうなりました。
3.執筆されたときに苦労したこと、当初の構想から変化した部分など、執筆時のエピソードがございましたら教えてください。
パソコンの電源繋げるコードギリギリのとこで書いていましたので不安定でした。
4.お笑いによる表現と、小説による表現との違いで、意識されたところはありますでしょうか?
同じといえば同じで違うといったら違う。
5.これまでに読まれてきて影響を受けた作品はありますでしょうか? 小説や文芸に限らず、映画でも。お好きな作品・作家を教えてください。
ハリーポッター
6.『余った傘はありません』で、読者にとくに見てもらいたい・感じてもらいたいところは?
紙で手を切らないように注意してください。
7.小説を書くうえで大切にされていることや、こだわりを教えてください。
締め切りに間に合うこと。
8.高佐さんの『かなしみの向こう側』を読まれた感想を教えてください。
私が書いたような錯覚に陥りました。私が書いたのかもしれません。
鳥居みゆきさんの『余った傘はありません』
鳥居みゆき(とりいみゆき)
秋田県出身。1991年生まれ。独特な不条理世界を演じるコントで異彩を放つお笑い芸人。バラエティ番組、ライブ等で活躍するだけでなく、映画にも多数出演。稀有な才能で圧倒的な存在感を見せる。著書に『夜にはずっと深い夜を』『余った傘はありません』、絵本『やねの上の乳歯ちゃん』がある。
対談動画はこちら
前編
後編